トラッキングトレードは自動売買FXでもまだあまり知られていませんが、運用実績は名だたる自動売買FXの中でもトップクラスに高く、運用し始める人が増えてきています。
私みそもその事実を知ったのは、以下の記事にあるように自動売買FXの比較を始めたことがきっかけでした。
関連記事:【自動売買FX5つ比較】実際に豪ドル円40銭幅で運用検証中。どのシストレが利益率が高い?
今回は知る人ぞ知るトラッキングトレードの仕組みや運用方法をお伝えしていきますので、よかったら見てください(^ ^)
目次
トラッキングトレードとは
トラッキングトレードとは、FXブロードネットが提供する自動売買FXの1つです。
昔は自動売買FXと聞くと個人のサービスで怪しいイメージがありましたが、今では証券会社が提供するほど資産運用をする上で人気になってきていますね。
自動売買FXの仕組みは簡単です。普通は今が安いから買おう、今高いから売ろう、今は安く見えるけど実は裏で、、、というように相場を読むのが普通のFXですが、自動売買FXはそのような人間の判断を排除し、機械的に淡々と売買する手法です。
イメージは以下のようなイメージですね。
上の図では90円で買って110円で売っています。そしてまた相場が下がり90円で買って、上昇した110円で売っています。それぞれその差額20円が利益となるのです。
それをトラッキングトレードはそのプログラムが組まれており自動で繰り返し行なってくれるのです。
私みそがメインで行なっている「ループイフダン」と同じ仕組みであるので、馴染みやすいです(^ ^)
【実際に運用中】みその設定:資金30万円・豪ドル円・40銭幅
私みそがこの設定で運用しているのは、始めに触れたFX自動売買の比較をするためでした。
まだ始めたばかりではありますが、5つ比較する中でトップレベルの運用成績を出しています。
関連記事:【自動売買FX5つ比較】実際に豪ドル円40銭幅で運用検証中。どのシストレが利益率が高い?
実際に運用している設定は以下の画像の通りです。
想定変動幅1240pipsは30万円の資金、かつ値幅が40銭になるように調整した結果の数字です。
そのため、運用金額や想定変動幅が変わると値幅など設定が変わってしまうので、注意しましょう。
豪ドル円を選んだ理由は過去の相場を踏まえてレンジになりやすく、自動売買FXにとっては優れた動きをしているからです。
以下のチャートを見ればわかりやすいですが、上昇トレンドでも下降トレンドでも相場はジグザグしながら進んでいるので、注文と決済を十分に繰り返してくれますね。
【未実施】みそが考える運用方法:相場によって運用通貨量を変える
残念ながら現状資金が足りないため行なっていないですが、考えている手法を公開します。
豪ドル円・想定変動幅500pip・1セット10万円〜30万円
・通貨ペア:豪ドル円
・想定変動幅:500pips
・対象資産:10万円
・注文ロット:1(1,000通貨)
上記を1セットとし、5円下落するたびに1セットずつ追加。
ただし豪ドル円の相場によって通貨量と対象資産、注文ロットを増やします。
例えば90円台以上であれば注文ロットは1(1,000通貨)
例えば80円台であれば注文ロットは2(2,000通貨)
例えば70円台以下であれば注文ロットは3(3,000通貨)
どのくらい運用できる資産があるかで運用方法は変更して良いですが、基本的に豪ドル円は下落しても74円付近を下値に反発することが多いので、ある程度上記の考え方は通用しますし、上がった時の決済は大きくなるので理想の運用になると考えられます。
ちなみにですが、始めにスタートする注文画面のイメージは以下の通りになります。
相場が5円下落したら新しく稼働・前回運用分は手動停止
ただし、運用をするにあたり追加で運用した時には手動停止は必須です。理由は損切り決済を回避するためです。
これは公式HPにも載っていますね。
Q トラッキングトレードを停止した後、保有ポジションは自動的に決済されますか?
A いいえ、ポジションは決済されません。また、停止と同時にターゲットレートによる決済(利食い・損切り)および新規注文は取り消されますので、お客様ご自身で決済注文を出していただく必要がございます。
もともと損切りなしの設定はできないので、仕方がないですね。忘れずに停止しましょう。
相場が下落し、決済されない期間はスワップポイントを貯めるという運用方法になります。
そのため、相場が下落した際にも耐えられる運用資金が必要です。
注文時は「想定変動幅」であることを注意
500pipの変動幅と言っても、今のレートが78.4円であれば上が79.0円、下が74.0円と自分が想像している範囲よりも少しずれてしまいます。
こればかりは仕方がないですね。相場は動きますし、ちょうどを狙っていれば開始できません。
別に5の倍数でなくても79円であれば次は74円だなど覚えておけばいいだけです。
下落時の含み損に注意:みそが提案する含み損の考え方
1万通貨保有して1円下落すれば1万円の含み損になります。
例えば豪ドル円80円〜85円の間に2万通貨保有(1,000通貨×20ポジション)していれば75円まで下落した時、80円で持っている1,000通貨は5,000円の含み損を抱えています。
ただし、個別のポジションごとに含み損を計算するのは苦労します。じゃあ、80.4円で持ったポジションは? 82円で持ったポジションは? いちいち計算してられないですよね。
ロスカットにされないように余剰資金を残すという意味で、以下の考え方を推奨します。
それは「運用したときの最大ポジションの値を基準」とすることです。
例えば80円〜85円の間に2万通貨保有(1,000通貨×20ポジション)保有しているのであれば、85円で2万通貨保有している、と考えるのです。
80円まで下落した時には10万円(2万通貨×5円分)下落したと考え、75円まで下落した時には20万円(2万通貨×10円分)と考えます。
上記のように考えれば、通常の運用においてロスカットされることはないですね。
あとは急な下落に対応できる資金をあらかじめ入れておくかどうかです。
なぜ変動幅を大きく1つのシステムで完結させないのか?
急な下落に対応するため
例えば豪ドル円40銭間隔で6,000通貨買い増していく設定をしている状態で、豪ドル円76円から一瞬で71円まで下落したらどうなるでしょうか?
5円分で40銭間隔だと12ポジションは持てますね。そして6,000通貨なので、71円の時点では72,000通貨(6,000通貨×12ポジション)を急に保有します。72,000円通貨で5円分の下落と考えると36万円(72,000通貨×5円分)口座にあれば耐えられます。
意外と少ないって思いましたか?
ただ実際には76円以上にもポジションは持っていますよね。おそらく76.4円、76.8円、77.2円、、、というようにポジションを持っているでしょう。今回例にあげた36万円はあくまでも76円から71円に落ちた分だけです。
もし保有ポジションが平均して81円で10万通貨分持っていたら、、、100万円分の含み損が36万円以外に出ています。
昨日まで76円であれば50万円分の含み損で大丈夫でしたよね。口座に余裕を持たせているのであれば大丈夫ですが、昨日まで50万円の含み損で足りていたのに、急に100万円弱の含み損が発生して、対応できる人は多くはないでしょう。
2019年1月3日、実際に豪ドル円が一瞬にして5円下落し、私みそは上記とほぼ同じような設定でロスカットを経験しております。
実際に私みそが急な下落に対応できなかったため
実際に私みそはこのトラッキングトレードではないですが、自動売買FXでロスカットを受けたことがあります。
理由はシンプルで口座資金が足りていなかった、ということですが、おそらく足りていたとしても下落することにより注文が次々と行われ、かつ含み損も増えるので、どちらにしろ耐えられなかったと考えるからです。
その理由は先ほど説明しましたので大丈夫ですよね。
もちろん私が考えるこのトラッキングトレードの設定も5円ごとであるため、完全にリスクを払拭したわけではないです。
ただ、実際に運用してみて思っていたよりも資金が必要だったと思えば、下落しても追加で運用しないという判断もできますし、その時の相場をみて逆に多めの通貨量で運用するというような融通が効きます。
初心者であれば、そこまでの応用はできないですが、そういう手段もあるんだな、と頭に入れておくだけでも、ふとした時に思い出すので、周りとは大きくトラッキングトレードの運用に対して、相場に対する理解が深まります。
ちなみにですが、私みそが実際にロスカット受けた当日に書いた記事もおいておくので、もし気になれば見てください。笑
関連記事:【損失250万円以上】2019年1月3日ループイフダン豪ドル円ロスカットになりました。
【番外編】よく利用される買いと売りのハーフハーフは考えなかったの?
もちろん考えました。
ただこのトラッキングトレード記事を記載している時点では70円台にも突入していることが多いため、売りは考えておりません。
最低でも85円を突破し、90円が見えてからになると思います。そのぐらい相場が回復していたら検討もしくは単純な売り戦略を考えるかもしれません。
みその考えるトラッキングトレード設定まとめ
・通貨ペア:豪ドル円
・想定変動幅:500pips
・対象資産:10万円
・注文ロット:1(1,000通貨)
上記を1セットとし、5円下落するたびに1セットずつ追加。
資金に余裕があれば、相場が下落するたびにロット数を上昇、そして追加運用時には手動停止。
トラッキングトレードはいろんな考え方や運用方法ができるので、比較的自由度が高い自動売買FXです。
気になった方は、口座登録だけでも済ましておきましょう。やりたいと思っても開設には時間がかかりますよ(^ ^)
みその資産運用まとめ:1つの資産運用にだけでなくリスク分散しよう
みそが行なっている資産運用や労働収入は多岐に渡ります。
ループイフダン、トライオートFX、スワップポイント投資、自動売買5つ比較、株価指数「FTSE100」、トライオートETF、ウェルスナビ、積み立てNISA、楽天ポイント投資、PPCアフィリエイト、ブログ、本業、、、
なぜこれだけいろいろ行なっているのかというと理由が2つあります。
1つ目は、もし1つしか資産運用しておらず、それがダメになった時、どうしようもなくなるということです。
会社もある意味資産運用の1つ(労働収入)と考えることができ、仕事だけをしていても、会社が倒産したり、自分が病気になってしまえばお金が入って来なくなります。
その状況は避けたいと考え、いろんな投資を行ないリスク分散をしているのです。
初めはループイフダンだけでしたが、ループイフダンがうまくいかなかった時のことを考えると不安になりました。
そして他の自動売買やスワップ投資を始め、、、といったように多くの資産運用をするようになり、心の余裕が生まれましたね。
以下の記事にも簡単に触れていますし、このブログでも多く紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください(`・ω・´)
関連記事:みその不労所得運用まとめ:20代後半男性が行う資産運用のポートフォリオ
もう1つの理由はもともと仕事の人間関係が良くなくて、仕事を辞めたくて副業を始めたということです。
今となっては良い経験だったと判断できますが、当時はしんどかったですね。
僕は仕事に悩んだ26歳のときに本格的に資産運用やブログを始めました。もちろん当時お金は少なかったです。
でも、資産運用は若くてもお金が少なくてもできるのです。もちろんお金を持っている人は有利ですし、羨ましいですが。笑
僕自身のプロフィールも載せておきますので、もしよければ励みにしてください。
僕なりの苦悩や取り組みを記載しています(^ ^)
関連記事:みそのプロフィール
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