先日新たな元号が発表されましたね。
そんな中、相場は1つおもしろい動きをしましたね。
【🇺🇸ドル円ご祝儀相場㊗️】
新元号「令和」発表に向け上昇し、
発表後は落ち着いてきています💰こういうお祝い的なイベントは上がりやすいので、知っておいても良い知識ですね😊 pic.twitter.com/iFsOL7xe8v
— みそ@毎日資産運用ブログ・YouTube更新 (@misomiso_m) 2019年4月1日
メモ
【🇺🇸ドル円ご祝儀相場㊗️】
新元号「令和」発表に向け上昇し、
発表後は落ち着いてきています💰
こういうお祝い的なイベントは上がりやすいので、知っておいても良い知識ですね😊
今回はご祝儀相場についてお伝えしたいと思います。
目次
ご祝儀相場とは
結婚式の時、どのくらい包むのが良いのか迷いますよね。
周りがどのくらい包んでいるか気になると思います。どのくらいの相場か確認してみましょう。
。。。というものではありませんよ。笑
今回の元号の発表のように、お祝い事があるとき相場が上昇することを、ご祝儀相場と言われることがあります。
今回のケースだと元号が発表されるまでドル円が上昇しました。ちなみにドル円だけではなく、対円の通貨の多くが上昇しています。
実際に対円や日経だけでなく、イメージの良い株式も上昇しています。
ニュース
新元号で「ご祝儀相場」、「梅の花」も急上昇 : 経済 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190401-OYT1T50189/
新元号で「ご祝儀相場」東京株式市場の4月1日の午前終値は2万1679円
http://news.livedoor.com/article/detail/16248975/
「梅の花」なんで新元号には全く関係ないですが、それでも上がる。
祝えるような言葉の株であれば上がる。それがご祝儀相場であり、論理が一部通用しなくなるのです。
ご祝儀相場の由来
ご祝儀相場はお祝いや景気付けの意味を込めて相場が上昇する現象であり、そこには理論よりも感情が優先されています。
そしてこのご祝儀相場はもともと、年末最後(大納会)や新年初め(大発会)に祝儀を込めて株を買う→相場が上昇するという現象を指していました。
お祝い事があればプレゼントを買いますよね。
そのような感覚でお祝いがあれば株式を投資家は購入するのです。
もちろん損得勘定は働きますが、ご祝儀相場という言葉があるように上がりやすいということは共通の認識としてあります。
よくあるタイミングとしては、先ほども簡単に触れた年末最後の大納会や新年がスタートする大発会。
他にも新政権の誕生や新規上場などのイベント時にご祝儀感覚で少し高く株を購入するのです。
そのほか皇室の出産やオリンピック開催が東京に決定した時など、日本にとっておめでたいニュースが出たときもご祝儀相場は現れます。
年末年始がご祝相場になりやすい理由と過去20年間の実績
例えば年末(大納会)におけるご祝儀相場は様々な思惑が錯綜します。
まず、年末最後に購入するというお祝いの意味を込めた買いはありますよね。
でも、年末ということは、一年の損益を確定されるタイミングです。確定申告を考えると、利益を出しすぎている場合、わざと損切りして損失を出し、節税するという方法を取ることができます。
そして節税を仕切った年末は相場が下がりきっており、ご祝儀という意味で下がった株を買われていくことで、結果年末年始に向けて再び相場が上昇するということです。
今回はわかりやすく年末最終営業日の終値と年始営業日始値を比較してみます(参考:https://kabutan.jp/)
13勝7敗です。
ここ最近はこの手法が広まったからかは知りませんが、ちょっと勝率が下がっていますね。
とはいえ、やはりご祝儀相場というものがあることはわかるでしょう。
ご祝儀相場はある。ただ論理が通用しない相場もあるので注意。
ご祝儀相場というのはあります。基本的に相場は投資家の心理が反映します。
お祝い事があれば、ご祝儀で買おうという意識を持つ人がいる以上、買う投資家が通常よりも増えるため、相場は上昇するのです。
相場は買う人と売る人のバランスです。
買う人が多ければ多いほど価値が上がり価格は上昇します。売る人が多ければ多いほど価値は下がり価格は減少します。
その原理を考えれば当たり前のことですよね。
ただ、テクニカルとかファンダメンタルズとか、、、いろいろ経済指標はありますが、そういった技術が普段よりも通用しにくくなるので、取引には注意が必要ですよ。
もう一度新元号が発表された時の相場を見てみましょう。
元号発表後は下落していますので、ご祝儀相場はいつまで続くのかを判断する必要があります。
今回新元号の発表に関しては、発表まで上昇し続け、発表直後から下落する打ち上げ花火のような相場でした。
もちろん、どのタイミングまで上昇するのか、そもそも上昇するのか、というところも考慮しないといけないですね。
とにもかくにも、お祝い事は全力で楽しみましょう(*´∇`*)
このブログ記事も新元号が発表された4月1日に書いていますので、後ほどみたら考え深くなるかもしれませんね。笑
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https://youtu.be/1Q5W0BRgUN0
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