自動売買FXを約2年行なっているみそと申します。
自動売買を行なっている身としては、大きな変動による相場の乱高下を織り込み済みで運用しているため、経済指標の発表の多くはあまり影響がないのですが、それでも相場の急変の原因は知っておいた方が、より多くの利益を積み重ねることができます。
今回、1931年以来公開されている伝統的な経済指標、ISM製造業景気指数について詳しく調べていきたいと思います。
ISM製造業景気指数が相場に与えるインパクト、そして考え方をお伝えしますので、もしよければ見てください(^ ^)
目次
ISM製造業景気指数とは
早速、ISM製造業景気指数の中身を見ていきましょう。
ISM製造業景気指数の概要
・月:前月のレポートが毎月第1営業日に発表される
・半期:5月と12月に半期ベースのレポートが発表される
・米供給管理協会が製造業約350社の購買担当役員にアンケートを実施してレポートを作成
→生産、新規受注、在庫、雇用などを1ヶ月前と比較して、「良い(Better)」「同じ(Same)」「悪い(Worse)」の三者択一の回答を元に季節調整を加えてレポートを作成
・1931年より発表されている伝統的な経済指標であり、主要経済指標の中では毎月第1営業日という最も早く発表されることから企業の景況感を反映し景気転換の先行指標とされることから注目度は高い
・50%が景気動向の良し悪しを測る分岐点となり、50%を超えると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す
毎月第1営業日に発表されるため、一番早く公表される経済指標となっています。
またレポートとしても、実際に製造業界で働いている、もしく関連する担当役員に尋ねたアンケート結果を元に作成されているため、現場に即した指標となっています。
1931年という昔から使用されている経済指標であり、経済が悪い時も良い時のデータもあるため、注目度が高く景気転換の先行指標としても参考にされています。
長い実績が重要性を物語っていますね。
ISM製造業景気指数の注意点
・アンケートによる回答のため他の経済指標と比べて主観的なレポートとなる
・同様の製造業の景況感を表す指標の重要度は
ISM製造業景気指数>フィラデルフィア連銀>ニューヨーク連銀
まず初めに伝えたいことた数値に基づいた指標ではないということです。
あくまでも各製造会社の役員にアンケートを取ったに過ぎず、どうしても主観や私見が入り混じってしまいます。
ある意味現場に根付いた結果にはなりますが、長年の実績があるからこそ成り立つ統計であるということは頭に入れておきましょう。
とは言いましても、製造業の景況感指数を表す経済指標の中では一番影響力を持ちます。
他の景況感指数を表すものとして、フィラデルフィア連銀やニューヨーク連銀などなど複数ありますが、毎月第1営業日に公表される速報性や統計規模の大きさからしても注目を浴びる経済指標となっています。
それぞれの見方は少し後で説明しますね。
ISM製造業景気指数の発表において注意すべきこと
米景気の現状だけではなく先行きも示す経済指標である
1931年以来の長期にわたる経済指標であり、リーマンショックの際にもキラリと光る経済指標でもありました。
少しリーマンショック前後のグラフをお借りしましょう。
(参考:https://jp.investing.com/economic-calendar/ism-manufacturing-pmi-173、数値は左から結果・予想・前月結果です)
まず前提として、ISM製造業景気指数は50を下回ると景気後退と言われる分岐点となっています。そしてリーマンショックが起きたのは2008年9月15日です。
すでにISM製造業景気指数は2008年3月から景気後退のシグナルは出ていたのです。2003年ごろから50を下回ることがなく好調に推移していたことから、経済が後退する可能性を示していた1つの経済指標であることがわかりますよね。
もちろん50を下回ったからといって必ず景気後退になるとは限らないので、その点は注意しましょう。
他の製造業関連指標と同時に読み相場を予測する
注意点にて、ISM製造業景気指数>フィラデルフィア連銀>ニューヨーク連銀という景況感を表す指標の重要度を示しましたが、これはそのまま一番影響力の大きいISM製造業景気指数を把握するための前準備をすることができます。
15日のニューヨーク連銀製造業景気指数→第3木曜日のフィラデルフィア連銀製造業景気指数の2つで製造業全体の景気を確認した上で、第1営業日に発表されるISM製造業景気指数で事実確認をするような感じです。
地域も時期も違う指標ではありますが、大まかな流れを知ることで、実際にISM製造業景気指数が良い方向・悪い方向どちらに流れるかを予想しやすくし、発表された直後の相場に取り組みやすくなります。
日本ではあまり馴染みのない経済指標ですが、アメリカでは大きな経済指標の1つであるということを知っておきましょう。
みそは自動売買FXでまったり運用
私みそは相場も見ていますが、張り付かなくても運用できる自動売買FXを運用しています。
自動売買FXはいろんなものがありますが、愛用しているのはループイフダンという仕組みですね。
実際に運用している実績や設定も公開していますので、気になる方は見てみてください(^ ^)
関連記事:ループイフダンおすすめ通貨ペアは豪ドル円!選んだ理由と設定実績を徹底解説!
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みその資産運用まとめ:1つの資産運用にだけでなくリスク分散しよう
みそが行なっている資産運用や労働収入は多岐に渡ります。
ループイフダン、トライオートFX、スワップポイント投資、自動売買5つ比較、株価指数「FTSE100」、トライオートETF、ウェルスナビ、積み立てNISA、楽天ポイント投資、PPCアフィリエイト、ブログ、本業、、、
なぜこれだけいろいろ行なっているのかというと理由が2つあります。
1つ目は、もし1つしか資産運用しておらず、それがダメになった時、どうしようもなくなるということです。
会社もある意味資産運用の1つ(労働収入)と考えることができ、仕事だけをしていても、会社が倒産したり、自分が病気になってしまえばお金が入って来なくなります。
その状況は避けたいと考え、いろんな投資を行ないリスク分散をしているのです。
初めはループイフダンだけでしたが、ループイフダンがうまくいかなかった時のことを考えると不安になりました。
そして他の自動売買やスワップ投資を始め、、、といったように多くの資産運用をするようになり、心の余裕が生まれましたね。
以下の記事にも簡単に触れていますし、このブログでも多く紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください(`・ω・´)
関連記事:みその不労所得運用まとめ:20代後半男性が行う資産運用のポートフォリオ
もう1つの理由はもともと仕事の人間関係が良くなくて、仕事を辞めたくて副業を始めたということです。
今となっては良い経験だったと判断できますが、当時はしんどかったですね。
僕は仕事に悩んだ26歳のときに本格的に資産運用やブログを始めました。もちろん当時お金は少なかったです。
でも、資産運用は若くてもお金が少なくてもできるのです。もちろんお金を持っている人は有利ですし、羨ましいですが。笑
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関連記事:みそのプロフィール
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