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相場の読み方:ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の違いとは?

更新日:

こんにちは、相場を読まずかれこれ約2年投資を行なっているみそです。

相場というのは今では読めなくても自動売買など利益をあげることができますし、実際に私みそは利益を積み重ねています。

ただ経済指標って読めたことには越したことがないですよね。

今回はよく聞くファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の違いを説明していきます。




テクニカル分析:投資家心理を把握する

テクニカル分析とはチャートの動きから上昇するか下落するかを読む分析手法です。

ローソク足を中心に、MACDやボリンジャーバンドなど様々なテクニカル指標が存在します。

 

為替が動く仕組みとは

買う人と売る人が同数であれば為替は動きません。

買う人が売る人よりも多ければ、為替が上昇します。

買う人が売る人よりも少なければ、為替は下落します。

つまり、単純に言えば投資家が買いそうと思う前に買い、売りそうと思う前に売っておけば利益につながります。

そのタイミングをチャートによって把握するのです。

 

実際にチャートを見てみよう

上のチャートで言えば、何が読み取れるでしょうか?

簡単に言えば、上の値は80.0円、下の値は77.5円が意識されているというふうに捉えることができますね。

他にもレンジの中でも小さなトレンドが発生しているとも捉えることができます。

今見ているのは4時間足ですが、同じようなことが日足や1時間足などいろんな時間軸で見ることができます。

この中で投資家がより注目しそうなタイミングを見測るのです。

 

テクニカル分析にはローソク足、MACD、ボリンジャーバンド、、、などなどいろんな分析手法があり、いろんな投資家の心理が錯綜します。

ローソク足だけでも一冊の本になるぐらい分析手法があるので、奥が深いですよ。

テクニカル分析は万能ではない

相場は投資家の売買心理を表すもの、そう考えればテクニカル分析だけで良いような気がしますが、そういうわけでもありません。

あくまでもチャートから読み取れるものであり、現実世界で大きな出来事が起きればテクニカル分析は全く使えないものになります。

例えば、リーマンショックでは銀行のリーマンブラザーズという投資銀行が破綻したことにより連鎖的に世界規模の金融危機に発展しました。

例えば、9.11同時多発テロのように急激な事件が発生した時も金融不安が急激に上昇しました。

 

実際に出来事が起きなくても噂や誤報レベルでも相場は動いてしまうときがあります。

それこそ、〇〇銀行が破産申請をするらしい、という噂を聞いたら、誰もが売りたくなるでしょう。

次に話すファンダメンタルズ分析と合わせながら実際には相場を読んでいきます。

 

ファンダメンタルズ分析:経済の動向を知る

ファンダメンタルズ分析とは経済における基本的な要因を分析することで、相場の方向性を予測する分析手法です。

主に、各国の政策金利や経済指標、要人の発言などが挙げられます。

 

為替が動く仕組みとは

2つ例を出してみます。(わかりやすくなるように極端な考え方で説明しています)

例えば、誰か要人が経済に対して前向きなことを話したとします。

そうすれば投資家はこれから経済は上向く(為替の価値が上昇する)と考え、買います。

例えば、雇用統計(経済指標)で予想よりも悪い結果が発表されたとします。

そうすれば、雇用が減少している=企業にとって雇用は必要ない=企業の利益が伸びていない=経済が伸びない、というように考え、経済は下向く(為替の価値が減少する)と考え、売ります。

 

1つの言葉や出来事に対して相場が反応するのが、ファンダメンタルズ分析であり、テクニカル分析のようにチャートを読むことはありません。

 

実際にチャートを見てみよう

2019年3月8日に発表されたアメリカの雇用統計発表後のチャートを見てみましょう。


※じぶん銀行(https://www.jibunbank.co.jp/ces/interpretation/)から引用

実際発表された結果は

失業率:予想3.9%→結果3.8%
非農業部門雇用者数:予想+18万人→結果+2万人(大幅な予想との乖離)

大きく予想よりも低い結果となっております。そのため、発表直後は大きく値を下げました。

その後相場は回復していますが、悪い材料が出たことによる相場の変動は確認できたと思います。

 

ファンダメンタルズ分析だけでは読みづらい

ファンダメンタルズの難しいところは、悪い情報が出たからといって必ずしも下落するとは限らない(逆もあり)ということです。

先ほど例であげた、2019年3月9日の雇用統計もそうですが、下落したあとすぐに回復していますよね。

それは、投資家たちは「下落したけれども、現段階でのアメリカ経済を考えるとここまで下がるような要因ではない」と思い、買う人も一定数いたからです。もしかしたら、「下落した今が買い時」と考えた人もいるでしょう。

つまり、ファンダメンタルズも発表された、発言された言葉に対して投資家がどのように反応するかによります。

必ずしも素直に相場は動かないのです。

 

テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析どちらも重要かつ奥が深い

ここまで見ていただくとわかるように、テクニカル分析だけ、ファンダメンタル分析だけ、で分析することはできません。

またどちらも利用したからといって、完全に分析することもできません。

最終的には投資家心理が反映しますし、相場を分析し未来を予測するには答えがありません。

 

ただテクニカル分析で例えばドル円110円近辺で反落するかも、、、雇用統計が今日の夜に発表されるからそのタイミングはトレードは控えておこう、、、などリスク回避をすることもできるので、知っておいた方が良いに越したことはありません。

もし私みそのように自動売買をやる、やっているという人も仕組みぐらいは知っておいた方がいいですね。

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