それでは2019年2月18日週の振り返りと、2月25日週の見通しを見ていきましょう。
2019年2月18日週では、ドル円110.436〜110.948円で推移しており、とても狭い値幅で動いていました。
また先週のオープン時は110.436円、クローズ時は110.64と一週間を通してでは110円台をキープしていました。
この記事は毎日YouTubeで公開している動画「朝の為替経済ニュース」で説明している中で、アメリカ関係のみをピックアップしています。
ドル円以外の為替やETF、その他地域(主にヨーロッパ、日本)のニュースも毎日確認したい方は見てみてくださいね(`・ω・´)
まず、アメリカの先週の大きな動きとしては以下の通りです。
※今週のニュースは全て日本経済新聞の写真を引用しています。
・予算案協議・国境の壁建設問題
→壁建設で与野党対立(2/18)
・米対外貿易協議
→対EU合意なければ自動車に関税(2/22)
→対中貿易協議一部決着、期限延長へ(2/22.23)
・経済指標など
→企業業績急ブレーキ1〜3月 11期ぶり減益予想(2/19)
→住宅建設業界の景況感2ヶ月連続で上昇(2/20)
→FRB資産縮小「年内終了」へ(2/22)
→FRB「米経済堅調だが軟化の兆し」(2/22)
ではここから下はそれぞれを詳しく見ていきましょう。
※この記事では日本経済新聞に表記されている内容を使用しています。
目次
アメリカの国内政治
アメリカの国内外政治の進展は以下の通りありました。
壁建設で与野党対立(2/18)
それでは見ていきましょう。
壁建設で与野党対立(2/18)
この対立が起きるのは必然ですね。
ただねじれ国会であるため、両党の様々な協議は進みづらくなると思います。
今後の議会の進みやすさ、という点は気にかけておきましょう。
アメリカの国外政治
アメリカの国外政治の進展は以下の通りありました。
→対EU合意なければ自動車に関税(2/22)
→対中貿易協議一部決着、期限延長へ(2/22.23)
それではピックアップして見ていきましょう。
対中貿易協議一部決着、期限延長へ(2/22.23)
米中貿易協議もいよいよ着地点が見えてきました。21.22日で閣僚級会議を行いますので、それまでにいかに両国の溝を埋めるかです。トランプ氏の元では、まだまだ中国に譲歩を求めて行く気はしますね。
米中、貿易協議決着へ知財や為替で6覚書 通信社報道: 日本経済新聞 https://t.co/IBGHeJlsqm
— みそ@毎日資産運用ブログ・YouTube更新 (@misomiso_m) 2019年2月21日
そしてこの後には2日間の協議延長と3月首脳首席同士の協議が行われる段取りになりました。
今月には決着しないものの、しっかりと終結に向けて動いています。
現状として協議は順調に進んでいっていますが、 しっかりと最後まで見届けましょう。
アメリカ経済の動向
こちらも以下の指標や経済動向が明らかになりました。
→企業業績急ブレーキ1〜3月 11期ぶり減益予想(2/19)
→住宅建設業界の景況感2ヶ月連続で上昇(2/20)
→FRB資産縮小「年内終了」へ(2/22)
→FRB「米経済堅調だが軟化の兆し」(2/22)
こちらもピックアップして見ていきます。
企業業績急ブレーキ1〜3月 11期ぶり減益予想(2/19)
もし減益となればNYダウは一度反発下落するでしょうね。
実際の発表を待たずに動くかもしれませんが、NYダウは現状上がりすぎな気がするので、落ちてもおかしくないかもしれません(*´-`)
米企業業績急ブレーキ 1~3月、11期ぶり減益予想: 日本経済新聞 https://t.co/vAznxqS9wE— みそ@毎日資産運用ブログ・YouTube更新 (@misomiso_m) 2019年2月18日
あくまでも予想ではありましたが、企業業績が悪くなりアメリカ経済が落ち込んでいくのではないか、という懸念が出てきました。
大きな下落とはならなかったものの、NYダウはもともと高値付近にあったこともあり、上昇は緩やかになりましたね。
逆にまだ上昇していることを言えば、底堅いとも受け止められますね。
住宅建設業界の景況感2ヶ月連続で上昇(2/20)
住宅関係が上昇するということは、米国経済が大幅に下落するということは、まだ先かもしれませんね。
ただ小売売上高が下がってきているので、住宅関係、雇用関係が下がれば要注意です(*´-`)
米住宅建設業界の景況感、2カ月連続で上昇: 日本経済新聞 https://t.co/Zz9Svqe0UG— みそ@毎日資産運用ブログ・YouTube更新 (@misomiso_m) 2019年2月21日
非常に住宅関係は好調に推移しています。
現在アメリカで好調なのは住宅関係と雇用関係です。不調になった時が1つの転換点だと考えているので、引き続き注視していきましょう。
FRB資産縮小「年内終了」へ(2/22)
世界経済の衰退、米国経済足元の好調も理由にあります。
不用意に追加利上げもする必要はないですからね。FRB、資産縮小「年内終了」 大幅前倒し3月表明か: 日本経済新聞 https://t.co/bBARDp5dWZ
— みそ@毎日資産運用ブログ・YouTube更新 (@misomiso_m) 2019年2月21日
世界経済への不透明感、直近では米国経済は堅調であるものの長期的な米国経済への不安、この2点からあります。
足元の経済は良い反面、米企業景況感は良くない結果も出ていますからね。
パウエル議長は18年12月のFOMC後「資産縮小は順調で見直す予定はない」としていましたが、19年1月では「経済や市場の動向に応じて柔軟に見直すのが適切だ」と方針転換しました。
3月の発表は注意しましょう。
【番外編】世界貿易の減速鮮明9年ぶり低水準
米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱問題など大きな議題が目白押しなので、減速して当たり前かと。ただこれらの問題が一度クリアになっても継続していれば、いよいよ本格的な世界経済減速へと向かいますね。
世界貿易の減速鮮明、9年ぶり低水準 WTO予測: 日本経済新聞 https://t.co/Syp9YMn8TN
— みそ@毎日資産運用ブログ・YouTube更新 (@misomiso_m) 2019年2月21日
世界経済全体としての経済の動きが鮮明に移りました。
米中貿易問題を筆頭に世界へ経済の減速は影響しています。
どうしても、世界2大大国同士の問題は世界へ波及します。1国、1企業のみならず世界経済全体の経済の流れはしっかりと今後も追っていきましょう。
2019年2月18日週のドル円推移と2月25日週の見通し
ニュースを確認した上で、ドル円の動きを見てみましょう。
1週間では先週の上ヒゲ内における上昇陽線
日足では110円をしっかり割ることなく推移しています。
1時間足では110.6円から110.9円の小幅レンジで動いている相場状況です。
2019年2月18日週では、ドル円110.436〜110.948円で推移しており、とても狭い値幅で動いていました。
また先週のオープン時は110.436円、クローズ時は110.64と一週間を通してでは110円台をキープしていました。
今週は比較的値動きは小さく、110.6円から110.9円のレンジ相場でありました。
国境の壁問題ひとまずの解決、対中貿易の好調により大きな政治的トレンドが発生しなかったことが原因だと思われます。
最近では、政治的出来事により相場が大きく動く原因になりやすく、今週は比較的経済的な発表や動きが見られたものの、大きく相場は動きませんでした。
アメリカ経済の動向でも取り上げた
→企業業績急ブレーキ1〜3月 11期ぶり減益予想(2/19)
→住宅建設業界の景況感2ヶ月連続で上昇(2/20)
→FRB資産縮小「年内終了」へ(2/22)
→FRB「米経済堅調だが軟化の兆し」(2/22)
これらの指標は少なくとも小さな指標ではありません。
逆に言えば短期的な経済の動きを示すものというよりかは、長期的な経済動向を示すものだったからかもしれませんね。
現在表面化している大きな政治的問題は多くないため、来週も今週と同じように緩やかな相場が続くと予想できます。
とはいえ、トランプ氏の発言や世界経済の動向によって何が急に起きるかがわからないのが相場です。
しっかりと追って見ていきましょう。
おすすめのFX会社・為替運用口座
みそが運用している、または運用にオススメできる口座を自動売買・裁量取引2つずつをピックアップしています。
自動売買ならループイフダンかトラリピ
実際にみそはループイフダンを運用していますが、将来的にはトラリピも運用したいと思います。
ループイフダンの特徴は、通貨ペア・値幅・最大ポジション数という3つを設定すれば良いだけで簡単に運用を始めることができます。
ループイフダンドル円も早く運用したいですね。ループイフダンの設定記事はこちらから(※ただし、内容は豪ドル円です)
関連記事:ループイフダンおすすめ通過ペアは豪ドル円!選んだ理由と設定や利益はどのくらい?
また、トラリピでは自分で好きな通貨量・値幅などを設定することができ、ループイフダンと比べると手の届かない痒いところまで設定を変えることができます。
トラリピは現状使用していませんが、今後運用資金が貯まれば使って見たいサービスですね。
裁量取引ならDMM FXかマネーパートナーズ
DMMFXは口座数が日本一で、何といっても信頼性が一番高いです。
ユーザーが多いということは良いサービスを提供し続けている証拠ですからね。
実際メールやLINE、電話などさまざまなスタイルで24時間サポートを行っており、初心者にとって利用しやすい口座です。
ただし、運用通貨が10,000通貨からのため、その点は気をつけるべきです。
もし、少ない通貨からお試しで始めたい方は100通貨から始められるマネーパートナーズがおすすめです。
スプレッドも狭く約定率も高い。
私みそも口座を開設していますし、運用しています。
DMMFXが一番のおすすめではありますが、10,000通貨からの取引はちょっと、、、というのであれば、まずマネーパートナーズから初めて見るのも良いですね。
\口座開設数NO1DMM FX/